シングルオリジンの香りに酔いしれる
2017.4.10

コーヒーコレクションは、テラススクエアのエントランスで国内の選りすぐりのコーヒーロースターのコーヒーを、ひとつの場所にいながらにして楽しむことができるイベントだ。

第3回目となる「COFFEE COLLECTION around KANDA-NISHIKICHO 2016 AUTUMN」は2016年10月29日と30日に開催。初日スタート早々から、コーヒーラバーな来場者で賑わった。

会場に一歩足を踏み入れると、コーヒー豆の豊かな香りが漂う。そして各出店ブースに近づいてみると、その渦の中心にいるバリスタたちが真剣な眼差しでドリップしている姿をみることができる。
このイベントで味わうことができるコーヒーは、すべてスペシャリティコーヒーといわれる各店選りすぐりの単一種の豆で淹れらるシングルオリジン。目の前で一杯一杯ハンドドリップという同じ条件で提供されるクラフトでありデイリーな一杯。だから当然ながらカップ一杯のコーヒーにはすべて、産地とつくり手=ロースター、バリスタたちの個性が反映されている。

列に並びながら視線を変えれば、普段はお店でコーヒーを淹れているあのトップバリスタたちが、来場者と笑顔で会話をしながらコーヒーを淹れている。いつもは決して見ることができないそんな風景が一度に見られる、コーヒー好きにはたまらないイベントでもあるのだ。
都会の中のオフィスビルのエントランスであるテラススクエアの一階フロアに、その日だけはコーヒーを愛する人たちが多く集う。その風景を見るだけでもなんともピースに感じるイベントが、このコーヒーコレクションといえる。


コーヒーは丹念につくられたほかの飲み物や食べ物と同じように、その味わい方はただ食べたり飲んだりするものというだけでない。コーヒーカップに鼻を近づけひと息その香りをかぐだけで、心を癒し、幸せな気分にしてくれる。作り手のこだわりや技を感じ、豆の産地に思いを馳せたりさまざまな楽しみができるもの。そんなひとつのカップのコーヒーには、当然ながら多くの人のいろんな思いが込められている。
ここで味わうことで、次は実際の店舗に行ってコーヒーを味わいたいと思わせてくれる。そんな人と人と、人とまちとの繋がりをつくってくれるのもコーヒーの魅力でもあるのだ。


会場にはコーヒーだけでなく、アンティークや雑貨、活版印刷の工房、移動書店なども出店。コーヒーとともに日常を楽しむためには欠かすことのできない、様々なもののお買い物ができるブースも会場を彩った。


次回はいよいよ、ゴールデンウィーク前の週末、4月22日と23日の2日間、テラススクエアのエントランスで開催される。
両日各5社のコーヒーショップが出店し、それぞれ500円で一杯のコーヒー楽しむことができる。毎回当日までに完売するその日出店する5社の飲み比べができるお得なコーヒーチケット「5 cups Tickers」も気になる。こちらは前回僕も試させていただいたが、各社ごとに異なる香りや風味といった味わいのこだわりを手軽に味わうことができて、なんとも豪華で楽しいコーヒー体験だった。


また今回はあらたにこのコーヒーコレクションから、世界基準のコーヒーを牽引する仲間を探すためのプロジェクト「COFFEE COLLECTION DISCOVER」が発足。そこで選ばれた国内外のロースターの出店にも注目したい。さらにCOFFEE BAR が仕掛けるレコードレーベルのスペシャルフリーライブも開催されるという。


春の訪れを感じさせてくれた桜の季節も過ぎ、穏やかな春本番真っ盛りのこのタイミングで、コーヒー片手に気の合う仲間たちとともに会話のあるひとときを楽しみに足を運んでみてはいかがだろうか。


イベントが行われる神田錦町界隈には、老舗喫茶店も数多い。イベントのあとはまちにでて楽しむのもおすすめだ。

  • 「COFFEE COLLECTION around KANDA-NISHIKICHO 2016 AUTUMN」
  • DATE : 2016年10月29日(土)〜10月30日(日)10:00〜18:00(会期終了)
  • ※ 次回開催は、2017年4月22日(土)と23日(日)の二日間。詳細はこちらにて。 http://coffeecollection.tokyo/
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