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REPORT

ブラインドドンキーが、
遂にオープンしました。

先日ensemble JOURNALでインタヴューをさせていただいた料理人ジェローム・ワーグさんと原川慎一郎さんのお店「the Blind Donkey」が、本日、内神田についにオープン。先週末、正式なオープンにさきがけ行われたお祝いのパーティーに、ensemble編集部もお邪魔してきました。

「the Blind Donkey」は、以前ご紹介しましたが、カリフォルニアのオーガニックレストランの先がけとして知られるシェパニーズで料理長もつとめたジェローム・ワーグさんと、目黒の人気レストランBEARDのオーナーシェフの原川慎一郎さんによる「自然な料理」を提供してくれるいま東京で一番熱いレストラン。

お二人のインタヴュー前編はこちらです。 https://ensemble-magazine.com/journal/journal20171003/

インタヴュー後編はこちらです。 https://ensemble-magazine.com/journal/journal20171011/

訪れたのはパーティーも終盤。店内は奥に長い高い天井が居心地のよい空間。広々とした長いカウンターテーブルが、厨房と客席を隔てるわけでもなく、親密な空間づくりのアクセントになっています。この日のパーティーでも、東京で人気のレストランやカフェを営むあの人、この人たちが、カウンターの内外で、笑顔で楽しそうにお仕事をしながらお話をしています。この長いテーブルこそが、この店でフラットな関係を築く場所になる。the Blind Donkeyは、そんなわけへだてのない、親密な場所になるんだろうなあ。そう思える光景がそこには広がっていました。

この日はワインとプレートでのお料理が用意されていました。すべてお客さんの眼の前で手際よく調理されていきます。素材は日本を中心に身近で獲れる丁寧に育てられ、土地に育まれた野菜や魚、肉たち。それを卓越した技でシンプルに調理していきます。

レストランの場所に選ばれたここは、東京の下町に魅せられたフランス人であるワーグさんが惚れ込んで選んだといいます。原川さんも大のお祭り好きとして知られる方ですが、これまで東京の西エリアのレストランで活躍してこられた方です。最初こそ戸惑いがあったといいますが、すぐにワーグさんの見立てに賛同したそうです。二人のすぐれた料理人が同じ方向を向き、食と自然、未来に向けて調理をする。ここを訪れる人たちはお二人が手がける美味しい料理ももちろんですが、お二人の考え方に共感しているのかもしれません。ensemble magazineもお二人とともにこの街で、未来を考え、食にまつわることをご一緒できたらと思っています。

ちなみに店名の「the Blind Donkey」とは直訳すると「盲目のロバ」のこと。ワーグさんが昔読んだ本の中にでてきたお坊さんの言葉だそうです。ぜひみなさんもこの言葉の意味を調べてみてください。店内にもロバのイラストや置物が隠れています。

まずはシンプルに素材の持ち味を生かした料理を、仲間や大切な人とおしゃべりをしながら楽しんでほしい、その先にわたしたちの未来がある。the Blind Donkeyはそんなレストランだと思います。

写真と文=加藤孝司

  • The Blind Donkey
  • 東京都千代田区内神田3-17-4 1F  
  • Open:火曜〜土曜 17:00~23:40(レストラン18:00~)
  • ご予約:予約専用 tel: 050-3184-0529 https://www.theblinddonkey.jp/ja/

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