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本の街で開催された
学生によるフリーペーパーの祭典

先日の日曜日、学生によるフリーペーパーの祭典「Student Freepaper Forum」がテラススクエアと神保町三井ビルディングで開催されました。
Student Freepaper Forumは全国の学生フリーペーパーの制作者がブース出展し、読者と交流をはかるイベントで、今回の開催で13年目になるとのこと。

先日もコーヒーイベントやテラススクエアフォトエキシビションが開催されているテラススクエアには、学生たちによるたくさんのフリーペーパーが勢揃いしていました。
ブースの前に立つと学生のみなさんが、積極的に声を掛けてくださって、自作のフリーペーパーについて説明をしてくれました。

個人的に昔から本が大好きで、新しい本や古書を目当てに神保町・錦町界隈にはよく訪れていました。フリーペーパーは既存の本や雑誌とは異なり、作り手の思いがストレートに伝わってくるものが多く、以前から集めていました。なかでも地域発のフリーペーパーには、そこで暮らす人にしか分からないようなローカルな情報が紹介されていて、街歩きの参考になるので目にしたら必ず手に取っています。Student Freepaper Forumの神田錦町での開催は今回が初とのことですが、世界的に本の街として知られるこの街は、学生によるフリーペーパーの祭典が行われる場所としてはピッタリだと思いました。
この日手にした学生さんたちがつくるフリーペーパーは、印刷、デザイン、紙質のどれをとっても上質で、手の込んだものばかり。
表紙も素朴なものから、プロ並みにデザインされたものもあって刺激になりました。

会場ではフリーペーパー制作者が登壇するトークイベントも開催されていて大賑わい。フリーペーパーをめぐるカルチャーの熱い盛り上がりも感じました。

昨今では既存の枠にとらわれない印刷物、出版物が世界的に注目されていて、アジア各国でもリトルプレスのイベントが開催されています。ここ日本でもZINEやアートブックと呼ばれるものが数多く出版されていて、イベントやフェアもたびたび開催されていて多くの来場者を集めています。

ボクも何冊かフリーペーパーをいただいてきました。
手を動かしものをつくることは、目や耳、足で出合った情報をカタチにする上でとても重要なことです。目の前にあるものに興味をもつことは、人生をさらに豊かなものにしてくれます。学生たちが好奇心をエネルギーにフリーペーパーというカタチで表現することはとても素晴らしいことだとあらためて感じました。
次回もぜひ神田錦町で学生たちの制作物に出合えることを楽しみにしています。

写真と文=加藤孝司

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