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長く熱い夕べ

新人Hソケリッサ!を知っていますか?

昨夜、テラススクエアで行われた、「新人Hソケリッサ!+寺尾紗穂 ライブ&パフォーマンス」は素晴らしかった。

ピアノ弾き語りをミュージシャンの寺尾紗穂さん、踊りをパフォーマンス集団、新人Hソケリッサ!がつとめた公演。

最初、元路上生活者によるパフォーマンスと聞き、どんなものかと想像もつかなかったのだが、テラススクエアのエントランスの照明が落ち、ブルーとホワイトのスポット照明が点灯し、音楽がなり、パフォーマーによるパフォーマンスが始まったその途端、その後の2時間弱のパフォーマンスに、沈黙し、興奮し、拍手し、見入ってしまった。

光の中を動き回る裸足のパフォーマーたち。その身体表現は、時に激しく、時にコケティッシュに、時に静かに、人間の日々の振る舞いや、心の機微を鮮やかに映し出していく。

何か派手な動きをするわけではない。動きにキレがあるわけでもない。だが、見入り、目を離させずに、彼らの声なき声が心にダイレクトに響く。

当日会場で配られたチラシには、「生きるということ」に向き合う路上生活者の身体記憶を生かした芸術、と書いてあった。

多少の差こそあれ、この世に生きる誰もが感じるであろう、生きるということの難しさ、そして儚さ。しかし、その生が困難であればあるほど、人生は時に輝くこともある。だからこそ、かけがえがなく、美しく、そして愛おしい。

そんなことを感じさせてくれるソケリッサのパフォーマンスであった。

テラススクエアの空間を見たこともない、劇場のような空間に変えてしまう、照明が素晴らしいと思ったら、以前、イベントでお世話になった方が、このこのツアーに裏方として参加されていた。久しぶりの偶然の再会に、こちらもとても嬉しい出来事だった。

今回のテラススクエアでは、ソケリッサの公演の前に、以前からソケリッサと交流がある、ミュージシャンの寺尾紗穂さんのピアノ弾き語りも行われた。そして予告の通り、ソケリッサと寺尾さんのコラボレーションもたっぷり約1時間上演された。こちらの模様は次回、写真レポートをしたいと思います。

彼らの活動10周年ライブ&パフォーマンス「東京近郊路上ダンス「日々荒野」ツアー」は、テラススクエアを皮切りに今始まったばかり。彼らの活動を支援するクラウドファンディングも実施されている。

http://sokerissa.net/node/274

百聞は一見にしかず。ぜひ体験していただきたい。

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