雑誌『TOUCH』と現在地

2023年2月、テラススクエアフォトエキシビションでも展示を行った写真家、Jenn Kangがチーフエディターを務めるアート、ファッション、工芸、思想などジャンル横断的な英語・韓国語・日本語のトリリンガル雑誌『TOUCH』。この2025年9月に創刊されたばかりの雑誌『TOUCH Volume 1: Everything Physical』のTokyo Launch Eventがいよいよ東京で開催される。
先頃ニューヨークで行われたイベントには作家とゆかりの深い人々だけでなく、ジャンルを越えたアーティストたちが集い賑わったと聞く。
11月15日に東京江東区にある「Two Monologue・KVS」で、一晩だけ開催されるこのイベントは、Jennと繋がりのある東京発の「日常の延長線上にある個人レベルの問題」に焦点をあて対話の場をつくることをコンセプトにしたインディペンデントマガジン『HIGH(er)magazine』(ハイアーマガジン)とのコラボレーション企画。
創刊された『TOUCH』のお披露目とオリジナルグッズ、先月発売されたばかりの『HIGH(er)magazine』最新号となる issue no.7の販売、創刊号のテーマに基づいたJennによるダンスフィルム作品の上映、本誌で特集された日本人ドレスデザイナー、八木華のドレスの展示、同じく本誌に登場した写真家リチャード・カーンの映像作品『Stray Dogs』(1985)も上映される。
テラススクエアでの展示から2年半。Jennがアーティスティックな感性で仲間たちとつくり上げ世界に向けて投げかける雑誌というメディアと、人と人との関係性に焦点をあてた東京発のインディペンデントマガジン、アーティストの一夜限りの共演。
かねてからensemble magazineとも関わりの深いJenn Kangの現在地をぜひ目撃していただきたい。

Jenn Kang,Autumn memories of Tokyo in 2023.
テキストと写真(ポートレート)=加藤孝司 Text & Photo(Portrait) Takashi Kato
- 『TOUCH Volume 1: Everything Physical Tokyo Launch Event』
- 会場:Two Monologue・KVS
- 住所:東京都墨田区江東橋5丁目10-5
- 会期:2025年11月15日(土)
- 時間:16:00 – 21:00
- 予約不要、入場無料
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