川島小鳥「愛の夢」。
Work in progress.
2018.7.01

テラススクエアフォトエキシビション開催に向けて作品制作のリアルな現場の裏側を紹介するWork in progress(=制作の風景)。
今回はいよいよ7月3日に開催が迫った、川島小鳥さんの「愛の夢」です。

「愛の夢」の全作品の額装は、墨田区にある額装を専門に手がけるフレームマンさんにお願いしました。
額装についてご相談にのっていただいたのはフレームマンの高橋俊さん。今回は作品の美しさがそのままクリアに見える、フォトアクリル額装で全作品を制作します。

フォトアクリルは、プリント面にアクリルを圧着する額装方法で、光沢のある写真のクリアな魅力をそのまま封じ込めたような点に特徴があります。壁面に展示するとフォトアクリルならではの奥行き感と作品が浮き上がって見えてきます。今回の川島さんの作品の被写体となった透明感のある浅田真央さんの魅力、川島さんの作品をよりリアルに映し出してくれる額装方法です。

会場での展示風景をイメージしながら、作品の大きさ、作品点数、どの写真を展示するのかをひとつひとつ決めていく川島さん。頭のなかに、テラススクエアでの展示風景がすでに見えているかのようです。

今回のみどころのひとつは大きく引き伸ばした作品。アクリル額装で長辺がなんと1m50cmほどの作品も制作しています。平面が美しく保たれたフレームマンの職人さんの高い技術で制作される額装で、川島さんの写真がもつ魅力を感じていただければと思います。

展示作品は浅田真央さんのフォトエッセイ集「また、この場所で」に収録された浅田さんとゆかりの深い福島と名古屋で撮影されたものに加えて、浅田さんが現在取り組んでいるアイスショー「浅田真央サンクスツアー」の模様を撮影した、新作も含まれていますのでお楽しみに。

どんな作品に仕上がったのかは、7月3日から始まる展示でぜひご覧になっていただければ嬉しいです。

川島小鳥
写真家。1980年生まれ。主な作品に『BABY BABY』、『未来ちゃん』、『明星』、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』、『ファーストアルバム』、台南ガイドブック『愛の台南』(2017)など。『未来ちゃん』で第42回講談社出版文化賞写真賞、『明星』で第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。6月30日から8月26日まで、入江泰吉記念奈良市写真美術館にて写真展『つきのひかり あいのきざし』開催。

写真と文=加藤孝司

  • テラススクエアフォトエキシビション #10
    川島小鳥「愛の夢」
  • 住所: 千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 1F エントランスロビー
  • 開催日時: 2018年7月3日〜9月28日 / 8:00~20:00
  • 休館日: 土曜・日曜・祝日
  • 入場無料

  • オープニングトークイベント&レセプション
  • 開催日: 2018年7月6日(金)
  • 出演: 川島小鳥、森岡督行(森岡書店)、加藤孝司(ジャーナリスト)
    (※ 浅田真央さんは来場いたしません)
  • 【トークイベント】 1F エントランスロビー ※19:00~20:00頃まで
  • 【レセプション】 2F テラステーブル ※20:00~22:00頃まで
  • 参加費:無料・予約不要
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